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かくれんぼ / Hide-and-seek
気ままに綴る写真絵日記です。
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堪能 / Valuable occasion

京都はもう、桜も盛りが過ぎているでしょうが、
日曜日にちょっと京都へ行ってみました。
いえ、目的は花見じゃなくて、芸術鑑賞です。

京都国立博物館

京都市東山区茶屋町の京都国立博物館です。
ここでは 5 月 9 日まで安土桃山時代を生きた絵師・長谷川等伯の没後 400 年に因んだ特別展覧会が催されています。
この特別展は東京国立博物館で先行開催されていましたが、
東京では公開されなかった京都展のみの展示品もあります。

長谷川等伯は、戦国時代の天下人達の御用絵師として強大な力を持っていた狩野派の牙城に斬り込むほどの実力を持った絵師でした。
彼の作品の多くは国宝や国の重要文化財に指定されており、
それをまとめて観ることのできる貴重な機会だというわけですから、
広報活動はかなり前から力を入れて行われていました。

観覧料は大人 1400 円。では入ってみましょう。

凄い混雑を想像していましたが、
天気があまりよくないせいもあってか、
幸い思ったほどの混雑ではありません。
お陰で比較的楽に鑑賞することができますね。

実力で権力者や有力寺社の御用絵師に登り詰めたほどの人の絵ですから、
どれを観ても圧倒されますが、
この特別展の最大の目玉であり、
水墨画の最高峰とも評される国宝『松林図屏風』を始めとして、
『楓図壁貼付』と『松に秋草図屏風』のふたつの国宝、
恐るべき巨大さの『仏涅槃図』や京都限定公開の『弁慶昌俊相騎図絵馬』など、
これほどの大作をまとめて観られるわけですから、京都まで足を運ぶ価値はありました。

外国人も結構来ていますね。
フランス語を話す若いカップルなんかは、
かなり熱心に時間をかけてひとつひとつの絵に見入っていました。

ただ、こういった外国人の来館者のために、各展示品に少なくとも英語の説明板もつけるべきではないかと思いますが、
それがなかったのは残念、というか、もったいないです。

さて、等伯展は充分堪能しましたし、図録も買いました。
もう帰ってもいいんですが、まだ 15 時です。

博物館を南門から出ますと、真ん前に三十三間堂があります。
名前は聞いたことありますね。でも何で有名なんでしょう。全然知りません。
でもまぁ、せっかくですから入ってみましょう。

って、なんとお堂の中に金色の仏像が千体も並んでるじゃないですか!
しかも全部、等身大の千手観音立像です。
中国の兵馬俑もたいがいだと思いますが、
これはかなり衝撃的な光景です。

そしてその中央に『中尊』と呼ばれる大きな千手観音座像(国宝)があって、
併せて全部で 1001 体の千手観音菩薩です。

もう、神々しいというか、ありがたいの通り越してただ圧倒されます。
600 円の入館料は全然高くないです。

ここにも外国人がたくさん訪れていますね。
外国人の目には、こういうのってどんな印象で見えるのでしょうか。
ちょっと興味があります。

因みに、同じお堂の中に置かれている、千手観音とその信者を護ると言われる等身大の二十八部衆像と、それに雷神像、風神像を併せた合計 30 体の寄せ木造りの像は全部国宝で、
さらにこれらを収めているお堂自体も国宝に指定されています。

いやぁ、もう、国宝観まくりの一日ですね。

三十三間堂の境内をうろついていたら、閉館時間のアナウンスが。
あぁ、もう 17 時です。じきに暗くなってしまいます。
でも、同じ東山区の高台寺では夜の特別拝観をしているとか。
じゃあ、行ってみましょう。

さぁ、高台寺に着きました。
って、すぐ近くに『坂本龍馬の墓』があるらしいじゃないですか!
NHK の『龍馬伝』で今や流行の坂本龍馬です。
これは是非とも見ていかねばなりません。

でも、あれ? これって、料金所......。
有料なんですね、墓を拝むだけで......。

パス!

えぇ、そうですとも、目的は高台寺ですから、
龍馬の墓を見なくてもどうってことはありません。

でも高台寺と、その付属寺院の圓徳院は別料金のようなので、
圓徳院だけ入ってみましょう。

圓徳院って、どういうところか全然知りませんでしたが、
庭園が凄く好いですね。
特に北庭は国指定の名勝だそうです。
紅葉の季節に来るとまた奇麗でしょうね。
こんな庭のある家に住めたら、もう人生の絶頂です。
まぁ、こんな立派な庭、自分では到底手入れできませんので、
腕の良い庭師を雇わないといけないでしょうけど。

そうそう、圓徳院にも長谷川等伯の襖絵がありました。
しかも、博物館のようなガラス越しの絵ではなく、
柵が置かれているだけの生絵です。

博物館や美術館では展示品をよりよく見せるために、
照明や配置が入念に計算されていますが、
やっぱりそれが本来あるべき場所で観た時の感動には及びませんね。

さぁ、外は随分暗くなりました。
桜やシャクナゲのライトアップも始まっていますが、
生憎、雨が降ってきました。
まぁ、仕方ありません。
いつになるかは分かりませんが、またの機会にいたしましょう。

京都を気まぐれに巡り歩くのもなかなか楽しいもんですしね。

__________

Kyoto National Museum is located in Higashiyama Ward of Kyoto.
This museum has a long history since 1897 and the Special Exhibition Hall is an Important Cultural Property.

A special exhibition, 'HASEGAWA TOHAKU: 400th Memorial Retrospective', is held from April 10 to May 9 at the museum.

Hasegawa Tohaku (1539-1610) was one of the greatest masters of Art during Aduchi-Momoyama period.
Almost all his masterpieces including three National Treasures and thirty Important Cultural Properties had been gathered together for the exhibition.
It's an invaluable occasion to appreciate his works.

I visited the museum and really enjoyed every exhibit on Sunday.

While some of them were detail paintings, he also painted many bold and big ones.
They had the power to overwhelm me.

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コメント
コメント
いいですねぇ
京都に芸術鑑賞と寺院巡り…いいですねぇ~ww
ボチボチ歩きながら回るのはえぇですね!
ウチは 美術館→昼食→寺院→甘味屋→散歩
って京都で過ごすのが好きですww

アメリカ人の友は
「京都のお寺は全部同じに見える」って…
仁王像見て「さっきも同じのが居た!」って言ってました…
建物も仏像もそれぞれ違うのにね…
まぁ海外の方でも興味がある人・ない人で意見は違うんでしょうけど…ww
2010/04/14 (水) 00:18:30 | URL | ヨコワケ #-[ 編集 ]
ヨコワケさん、
なるほど、甘味屋はデフォルトでコースに組み込まれてるんですね^-^

そうですねぇ、外国人にもいろんな人がいますから、
感じ方も千差万別でしょうね。

でも逆に、僕らが西洋に行って、
「教会なんてどれも一緒、
キリストやマリアの像も、
ステンドグラスやフレスコ画も、
どれも同じに見える。」
って言ったら、きっと悲しい顔をされるでしょうね^-^;
2010/04/14 (水) 10:43:17 | URL | はいど #/4P23VoM[ 編集 ]
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