かくれんぼ / Hide-and-seek
気ままに綴る写真絵日記です。
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現代の方舟 / Incredibly large collections

日曜日は、朝からずっと、雲ひとつない上天気でした。

そんなわけで、キュー王立植物園Royal Botanic Gardens, Kew)に行ってきました。
世界遺産にも指定されている世界最大の植物園です。

Kew Gardens

さすがにこの陽気で、花を観るにもいい季節ですから、
たくさんの来園者で賑わっていました。

園内は広々として、いくつもの個性的な庭園で構成されています。
特に、ガラス張りの温室は、中で栽培されている植物のコレクションもさることながら、その建築様式にも歴史的価値があります。
写真の背景にあるのは、ヤシの木の温室(Palm House)です。

他にも、プリンセス・ダイアナの温室とか、バラ園とか、空中歩道とか、
日本庭園まであって、いろいろ観どころ満載ですが、
とにかく広くて、1 日で全部観て回るのは到底無理でした。
もうあと 2、3 回くらいは来ないといけないなぁ、とほほ。
と思った、日曜の午後でした。

あ、因みに入園料は大人 13 ポンド、60 歳以上や学生は 11 ポンド、
17 歳以下は無料となっています。

さて、倫敦市内には異様にたくさんの博物館や美術館があるし、
特に大英博物館の膨大なコレクションを見る時など、
イギリス人ってのは相当な収集家気質なんだろうな、と感じます。
キュー王立植物園は、まさしくその収集家魂の極みみたいなところで、
世界中に放たれたプラントハンター達が飽くなき探究心と豊富な資金力を背景にして現在のコレクションを作り上げてきました。

そして、今年はキューの設立から 250 年の記念の年ですが、
キューは、新たに壮大な計画を打ち出しています。
なんと、世界の植物のうち 25 % もの種類について、
その種を 2020 年までに収集、保存するというものです。
最初の目標である、2010 年までに 10 % という目標は、
今年既に達成できる見込みのようです。

これは、世界的な環境破壊や気候変動による絶滅から植物を救う、
いわばノアの方舟的な計画(Millennium Seed Bank Project)で、
遺伝子資源を確保するという意味でも非常に意義深いものです。

自然科学研究や、国際的な活動へのイギリスの貢献度の高さを改めて思い知らされますし、
キューなら、本当にこの大事業を成し遂げそうです。

キューは、単にいろんな植物を見て面白いとか癒されるとかだけじゃなく、
そんな、世界やその未来について思いを馳せることのできる場所でした。

ーーーーーーーーーー

It was so fine weather all day on Sunday.
I visited Royal Botanical Gardens, Kew.

Kew consists of various types of gardens such as glasshouses, the Rose Garden, Bamboo Garden, Mediterranean Garden, Princess of Wales Conservatory, Japanese Gateway & Landscape and so on.
I was fascinated not only by vast number of species of plants but also by some iconic buildings.

Kew is really worth visiting because of the collections of unusual plants which have been brought to the UK by plant hunters.
In fact, Kew is one of the most important centres which have led botanical research in the world.
According to its souvenir guide, Kew's mission is 'to inspire and deliver science-based plant conservation worldwide, enhancing the quality of life.'

Some species of plants are threatened with extinction by various causes, including global climate change and the impact of human activities.
Now, Kew is working to safeguard 25% of the world's flora by 2020.
Although it is a big challenge, I think it is possible for Kew.

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コメント
コメント
お花好きにはたまらないですね
意識の違いと言ってしまえばそれまでですが
ほんとうに壮大な計画を実現する国民性なんですね。

ところで、はいどさんと同じくロンドン留学の
方がいらっしゃいました。
http://koheiphoto.exblog.jp/11589870/
ロンドンもあと残りわずかになりましたね。
2009/05/27 (水) 12:41:22 | URL | ken #nn2s4Z0M[ 編集 ]
ken さん、
ヨーロッパには、結構『オタク』的感覚を持つ人が少なくないらしく、
特にイギリスは自然科学研究の古くからの伝統もありますから、
こういうことにかけては、イギリス人の情熱は尋常じゃないと思います^-^
2009/05/28 (木) 06:49:19 | URL | はいど #/4P23VoM[ 編集 ]
公園
イギリスには行ったことないけど
日本の公園とか庭園違って、人の手を入れすぎない自然な公園が多い気がする
英王室の公園とかバラ?とかガイドブックによく載ってるもんねぇ~
のんびり過ごすのによさそうやね!

もうすぐ留学終了?
残り楽しまなね!
2009/05/30 (土) 10:36:34 | URL | ヨコワケ #-[ 編集 ]
ヨコワケさん、
そう、もうすぐ留学期間は終わりです。
身の振り方を考えねば......。

イギリス人は言わずと知れたガーデニング好きですが、
やっぱりバラには思い入れが強いかもしれません。

最近個人の家の庭もとりどりの花で華やかになっていますが、
大輪のバラがとりわけ目立ちます^-^
2009/05/31 (日) 21:28:49 | URL | はいど #/4P23VoM[ 編集 ]
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