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かくれんぼ / Hide-and-seek
気ままに綴る写真絵日記です。
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回想

2012 年も間もなく終わりですね。
今年も好いこと、嫌なこと、いろんなことがありました。
そんな今年の出来事の中で、
やっぱり一番大きな事件は政権が変わったことでしょうか。
これが良いことなのか悪いことなのか、
今後判断していくことになるのでしょう。

さて、僕個人の、今年の特筆すべき経験を一つ挙げるとすれば、
東日本大震災の被災地を自分の目で見てきたことでしょうか。

実は 5 月に車で福島県を旅して、相馬市と南相馬市にも行ってみたのです。

会津方面から相馬市に入って暫くは、町はきれいなもので、
特段『被災地』らしい雰囲気はありませんでした。
ところが、海に近づくと、景色が一変しました。

ボツンポツンと人工物の影が見える以外は、
ただただ荒涼とした風景が広がっていました。
その人工物に近づいてみると、

東日本大震災被災地

それらは、ほぼ基礎部分しか残ってない家だとか、
凄まじい力で歪められ、ねじ曲げられ、引きちぎられたガードレール、
農地の真ん中で腹を上にして横たわっている車や重機、
そしてうずたかく積み上げられた瓦礫の山でした。

腐臭は既になく、道を埋めていた瓦礫も撤去されてはいましたが、
震災から 1 年余りが経ったその時でさえ、
被災地は被災地の姿のまま放置されている状態でした。

海沿いを南に下って南相馬市に入り、暫く走りましたが、
大津波による破壊の爪痕は行けども行けども変わりませんでした。

途中で海から離れ、国道 6 号へ戻ると、
海沿いとは違って一見普通の町並みでした。
そんな中にコンビニがあって、ちゃんと営業していたので、
食料調達のため入ってみましたら、品揃えがひどく寂しい感じでした。
一方で、レジの脇に簡易型の線量計が陳列されていて、
ちょっと心がざわつきました。

そこから国道をほんの少し南に下ると、人気(ひとけ)が完全に絶えました。
小高川を駆け上がってきた津波で流されてきたのか、
ひっくり返ったり、ガードレールに乗り上げたりした車がたくさん道路脇に置き去りにされたまま、
時間が止まったように町は静まり返っていました。

そこは、福島第一原発から半径 20 km の圏内でした。

地震と津波と原発事故さえなければ、
何気ない、当たり前の暮らしがあったであろう、
ごくありふれた普通の町が、雀すらいない無人の町になり果てていました。

1 年以上が過ぎた今年 5 月の時点で、
復興はなお遠い印象でした。

それから半年余り経ち、
復興担当大臣や原発事故担当大臣をコロコロ替えてきた民主党政権が去り、
自民党が政権を奪回しました。
このことが被災地復興にとって吉と出るか凶と出るか、
その答は来年にならねば解りません。

来年は、どうか良い年になりますように。

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