かくれんぼ / Hide-and-seek
気ままに綴る写真絵日記です。
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日本のイメージ

バースには 2 日間滞在しましたが、2 日くらいじゃ足りませんね。
滞在中、The Herschel Museum of Astronomy(音楽家で天文学者のウィリアム・ハーシェルが天王星を発見したバースの家。今は博物館になっている)にも行きましたが、
他の興味深い博物館や、見てみたい名所には行けないまま去らねばなりませんでした。
今度行く時は、もっと日程に余裕が欲しいものですが、
目の前に立ち塞がる現実はいかんともしがたいものがあります。

まぁ、倫敦にもまだ行きたいところがありましたから、
予定通り倫敦に戻りました。

倫敦で行きたかったところのひとつは、サウスケンジントンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)です。
すぐ隣の自然史博物館には留学中も何度も通いましたが、
V&A にはまだ一度も行ったことがなかったのです。

因みに、ヴィクトリア&アルバートという名前は、
19 世紀の大英帝国女王ヴィクトリアと、その夫アルバート公に由来しますが、
べつに展示品が王室ゆかりの品というわけではありません。
芸術、芸能、工芸、ファッション、デザインなどがこの博物館のテーマです。

それにしても、さすがは英国の博物館というか、
コレクター魂発揮し過ぎです。
展示品の数がハンパないです。
1 日かけても全部じっくり鑑賞できる量じゃありません。
仕方ないので、途中だいぶんはしょってしまいましたが、
日本の展示室はなかなか面白かったので時間をかけて見てきました。

というか、展示品のセレクションがびっくりなんです。
ごっつい鎧兜や刀剣や渋い工芸品が並ぶ中、同じ展示室にこんなものが......

スイート・ロリータ1

スイート・ロリータ2

そう、ロリータファッションです。
上の 2 点は『スイート・ロリータ』とタイトルがついていました。

そしてさらに、

『ゴシック・ロリータ』、

ゴシック・ロリータ1

ゴシック・ロリータ2

『パンク・ロリータ』、

パンク・ロリータ1

パンク・ロリータ2

『和風ロリータ』、

和風ロリータ1

和風ロリータ2

といった感じで 2 点ずつ展示されていました。
和風ロリータの一つ目のは、何かが間違っているような気がしますが、
それを除けば、どれも確かにどこかで見たことがあるような気がします。

そしてそれぞれに、実に真面目で詳細な解説が付けられていました。
例えばゴシック・ロリータの場合、
「ゴシックロリータは、ビジュアル系ロックバンドのメンバーが着ていた芝居じみた衣装に触発されて、1990 年代に興った。最も影響をもたらしたものの一つが Malice Mizer (1992-2001)で、そのリーダーだった Mana は 1999 年に Moi-même-moitié というファッションブランドを立ち上げた。ビジュアル系とゴシックロリータは 1980 年代の英国ゴシックロックシーンと、デヴィッド・ボウイ、マーク・ボランやニューロマンティックの後継者達と結びつけられる両性具有の影響を大いに受けている。それらはしばしば猟奇趣味的であるが、ゴシックロリータは言うまでもなくスイートロリータ以上に無邪気さや可愛らしさに関心がある。」

思わず「ほほぅ」とうなってしまうような解説ではありますが、
一般の英国人が読んでもなんのこっちゃらさっぱり解らん内容で、
こんな解説で大丈夫か? と、ついつい心配になってしまいます。
でも、さりげなく英国文化の影響を臭わすあたりがさすがだな、と思いました。

当日は制服に身を包んだ小学、中学、高校生くらいの子がたくさん見学に来ていて、
特に女の子は興味津々なふうにロリータファッションに見入っていました。
まぁ、確かにこれも現代日本文化の一側面ではありますが、
遠く離れた極東の国のイメージが彼らの中でどんなふうに膨らんでいるのか、
一抹の不安を抱かざるを得ません。

V&A では日本以外のいろんな国々の文化や工芸品も紹介されていましたが、
いかんせん、全部を鑑賞できるだけの時間的余裕もなく、
続きはまた次の機会にとっておくことにしました。

つづく

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