かくれんぼ / Hide-and-seek
気ままに綴る写真絵日記です。
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桜の春 / A fallen petal

桜が咲いています。
全体に開花が遅れて、まだ蕾のままという品種もありますが、
それでもソメイヨシノを中心に、
各所で見頃を迎えています。

最近、通勤電車の中で『日本一の桜』(丸谷馨著 講談社現代新書)という本をずっと読んでおりました。
桜が日本を代表する花という地位を固めていく歴史の中で、
どれほど多くの人々が桜に関わり、
桜を守ってきたかということが綴られています。

現在の、桜色で染め上げられる日本の春の景色は、
桜守達の血と汗にじむ努力と苦労の結果なのだということを、
今年はしみじみ思いながら桜を眺めています。

よく言われることですが、
桜の美しさは満開時の華やかさのみにあるのではなく、
最高潮の後に見る見る散っていく無常感にこそ、その神髄があるのでしょう。

桜の花びら

散ってなお、その色を失わずに語りかけてくる桜の花びらは、
日本人の心に深い余韻を残さずにはおきません。

今年の桜はまだ暫く続きそうです。
昨年の春が日本中で自粛ムード一色だったぶんだけ、
今年はたっぷり時間をかけて桜の春を楽しみたいものです。

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It is well-known that cherry blossoms are special for Japanese people.
Many people are fascinated by full-bloomed cherry blossoms.
However, they are also deeply moved at the sights of falling of petals.
They often associate the short blooming life of cherry trees with their own lives.

Fallen petals talk something to emotionally susceptible people.

目醒めれば春

冬眠から醒めてみたら、4月になっていました。
あああ、しまった、桜がもう咲いてるじゃないか、と慌てて外に飛び出したら、
どこもまだ全然咲いていませんでした。
今年は桜の開花が随分遅れているようですね。

というか、日本がおかしくなりすぎてて、
まさか今年は春が来ないなんていうんじゃないだろうな、と思ってたら、

つくし

足下につくしがいっぱい出ていました。
桜もよく見ると、蕾がいっぱいついて、
先っぽが少しほころんで、紅色が少し見えていました。

よかった、今年はちょっと遅いだけで、
春はちゃんとやってきているようですね。

そういえば、東北は今どうなっているんだろうか、
僕が冬眠している間に復興に向けた進展はあったんだろうか、と思ってたら、
がれきの処分の話がまるで進んでないじゃないですか。
もうあれから1年以上経ってるのに。
東北に復興という名の春が訪れるのはなお遠いのでしょうか。

でも、福島県の一部で警戒区域の指定が解除されたと聞きました。
固い土を突き抜いて顔を出したつくしのように、
ほころび始めて少し紅色がのぞいた桜の蕾のように、
遅々とした中にも、わずかでも復興の兆しが見えたのは嬉しいことです。

雪模様

大変お寒うござります。
北日本は雪がたくさん降っているようですね。

大阪は、山間地を除けば、まともな雪が降っていません。
まぁ、積もるような雪が降ると、大阪の交通機関はたちまち混乱を来して、
いろいろと困ることにはなるのですが、
そうは言っても、やっぱり雪が見られない冬というのは寂しいもので、
雪を見るため、ひたすら北に向かって車を走らせ、
北山杉で知られる京都の京北町あたりまで行ってみました。

残念ながら、見られたのは残雪ばかりでした。
やっぱり日本海まで出ないともっさり積もった雪は見れなさそうです。
途中、凍った池も見かけましたが、
昼ともなるとだいぶん融けてシャーベット状になっていました。

冬の池

それでも融け残った雪が、なんだか面白い模様を描いていたので、
ちょっと写真を撮ってみました。

この写真を撮った後、雪の模様は見る見るうちに融けて小さくなっていきました。
なんだかはかない、一瞬の造形です。

週間天気予報なんかを見ると、北日本はまだまだ雪の日が続きそうですね。
大阪は、相変わらず気温は低いものの、天気の良い日が続くようです。

神頼み / Praying for good fortune

格付け会社 S & P がフランスとオーストリアを始めとする欧州9カ国を格下げ評価したようですね。
お陰で、相対的に円高が促進されて、円高不況が更に深刻化しています。
僕がイギリスの銀行に置いたままにしている預金も、
留学時に比べて価値が半分になってしまいました。
もう、泣くに泣けません。

格付け会社って、なんなんでしょう。
金を転がして遊んでいる連中を煽って、
世界経済を混乱させているだけのアジテーターというような気がします。

それはともかく、
そんな先行き不安な世相ですから、
先日のえべっさんは福を求める人で例年以上に盛況だったのではないでしょうか。

えぇ、僕も豊中えびすへ、今年も仕事帰りに行ってきました。

いやぁ、やっぱり大変な人出でした。

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何事も大事なのは心の持ちようですよね。
日頃の努力にちょっと神様が後押ししてくれることを願って、
参拝者達は吉兆(縁起物)を買い求めます。

僕も縁起物をひとつ買って帰りました。
僕は商売はやっておりませんので、家内安全の縁起物です。
それに、壱億円札がついてきます。

えびす吉兆

ご利益に期待しましょう。

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Yebisu is the most popular god of business.
From the 9th to the 11th of January, the annual festival of Yebisu took place at Yebisu shrines.

Hattori tenjin-gu is one of Yebisu shrines.

I visited the shrine on the 10th, which was the main day.
The shrine was very crowded with people who prayed for the welfare.

Japanese business people are very annoyed with the continuing economic crisis and increasing value of the yen.
Japanese people turn to God for help when they have something to solve.
They believe lucky charms which lucky maidens were selling in the festival will bring good fortune to them.

I bought a lucky charm for the safety of my family too.
A pile of three straw rice-bags and two sea breams are the symbols of wealth and happiness respectively.

光明

もう間もなく 2011 年が終わります。

個人的に、今年一番のトピックは、9 月の剱岳登山でした。
久し振りの本格的な登山で、しかも台風が接近中の強行登山でしたので、
かなり厳しい体験もしましたが、
それでもやはり、自然は同時に心をふるわせるような美しさも併せ持っています。

早月小屋から見た朝焼け

一泊した早月小屋を早朝に出発する時、
いく筋もの朝の光が空を荘厳な色に染め上げていました。

今年は、3 月の東日本大震災、9 月の台風 12 号と、
日本は大きな災害に見舞われました。
世界的にも、2 月のニュージーランドの大地震、
7 月から3 ヶ月もの間続いたタイの大洪水、
10 月のトルコの大地震、
そして今月のフィリピンの台風など、
甚大な被害をもたらす自然災害の多い年でしたが、
とりわけ東日本大震災は、地震、津波、原発事故など、
『想定外』の事態が一度に起こり、
一時は絶望的な気分に苛まれました。

そんな中でも、絶望を乗り越えようとする被災者の姿があり、
社会全体がそれを支えようとする機運も盛り上がり、
そこに光明を見た思いがしました。

2012 年が、やがて空が青く澄み渡り、そこに暖かい朝の光が射すような、
そんな年になることを、今、ただ静かに祈ります。

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